Vol.6 コラム ちびっとインド情報【インドに夜中に着くフライトを予約する方,必見!】


【未知なる国インド、上陸!】
2013年10月7日(月) 【未知なる国インド、上陸!】

前回からのつづきです…

★夜中にインドに着いたら…
インドへの旅は、インドの空港に着いた時にどう行動するかが、一番のポイントになります!
実はインドに夜中着いた場合、この先インドという国を大好きになるか大嫌いになるかは、空港から予約しておいたホテルへ『無事にたどり着けるかどうか』にかかっています!
知らないとイタイ目にあいます!

その理由は、空港からどのホテルへも、なかなか無事にたどり着けないからです。

乗り継ぎでインドに着くのは、夜中のフライトが多いです。
インドに夜中着いたら、基本的には取るべき行動は2つ。これ以外の選択肢を選ぶのは危険です。

①予約しておいた、ホテルからの送迎タクシーに乗ってホテルに向かう
②ホテルからの送迎タクシーを予約していない場合は、空港にあるツーリスト用の待機所で一夜を明かす

これ以外の選択肢はないと考えた方がいいですよ!

①のホテルからの送迎タクシーを予約していない場合、何も知らない日本人なら空港に待機しているタクシーやオートリクシャー(簡易タクシー)と料金交渉して、ホテルへ送迎してもらおうとします。

しかし、夜中の空港に待機しているタクシーやオートリクシャーは、ほぼ全てが詐欺集団と思った方がいいでしょう。

DTTDCという政府系の観光事務局は安心だと書いてある情報誌がありますが、それは昼間の話です。
夜中ではDTTDCと同じスペルの看板の詐欺集団に連れて行かれるので、絶対利用しないでください!

日本人が持っていく情報誌は、現地の詐欺集団はみんな手に入れてます。
日本人を安心させるために、プロの彼らはそれを逆手に取って、流暢な日本語と笑顔で話しかけてきます(笑)

よくあるトラブルの代表的な事例を上げると
⑴空港で料金交渉してホテルへ送迎してもらう
⑵途中で車がエンスト、または「ホテルまでの道が封鎖されていて、たどり着けない」と言われる
⑶ドライバーがホテルに電話すると、今日はもう満室と言われる(実際はホテル役の仲間に電話している)
⑷旅行者がインドで予定していた観光地を巡るツアーを、法外な料金で新たに組まされる(正規の3倍ほどの料金。日本人なら払えないことはない。払えなければ、カードで下ろさせる)
⑸他にも良いところがあるといろいろ紹介され、旅行中ずっとつきまとわれる(常に法外な料金を請求)

夜中にインドに着いた日本人は、彼らにとってはカモがネギを背負った美味しいお客様です(笑)

想像してみてください。

初めて降り立った異国の地。見渡すと、目の前にはものすごい数のインド人。しかも時刻は真夜中。
その光景を目にした途端、一瞬頭がパニクります。

日本で念入りに調べてきた情報など、その熱気で一気に吹き飛びます。
慌てて情報誌を広げたところに、「こんばんは!日本人ですか?私は日本に住んでいたことがあります!今日はどこのホテルですか?」

流暢な日本語で話しかけてくる笑顔のインド人を、無視して行くのは至難の技でしょう。
大抵の日本人なら会話してしまいます。
そして格安インドの旅が、高い授業料を払うハメに(笑)

実際に、今回私たちが回っていた観光地で、騙されて困っていた30代の日本人男性に出会いました。

彼はインドに一人旅で来ましたが、騙されて夜中に法外な料金で新たにツアーを組まされ、到着した空港から車で4時間以上も離れたホテルに、連れて来られたそうです。

私たちがたまたま観光中に立ち寄ったお土産屋の店内で、彼は日本語を話していた私たちの声を聞いて、「救いの神が来た!」と助けを求めてきたのです{(-_-)}

ほんの一例に過ぎませんが、インドでのトラブルの定番ですね。
すでにインドへ行ったことのある方は、似たようなインドの洗礼を受けたことがあるかも知れません。
何度もインドへ行っている石川さんから、今回と同じような話をいろいろ聞きました。

こちらが話しかけたインド人が、たまたま日本語を話せたのではなく、あくまで『向こうから日本語で話しかけてくる』場合は要注意です。

日本でも逆の立場になって考えれば、何か企んでいる時の行動って同じですよね!

日本に観光に来ている知らない外国人に、しかもどこから来ているのかもわからない外国人に、わざわざ善意で「Hello!どこから来たの?ホテルはどこ?」なんて話しかける日本人なんていますか!?(笑)

インドでは、平和ボケした日本人相手のビジネスとして成り立っています。

とにかく親しげに日本語で話しかけてくる知らないインド人には、付いて行かない!
インドに限らず、海外で日本語で話しかけてくる人には、十分警戒しましょう!

もちろん、全てのインド人が悪い人ばかりではありません。
でも、全てが良い人でもありません。
インドは分母の数が日本の10倍!ということを、頭にいれておくとべきです。

私は今回が初めてのインドの旅。
恥ずかしい話ですが、かく言う私もインド滞在中に、親しげに日本語で話しかけてきたインド人に付いて行って、バイクの後ろに乗ってドライブを楽しんでしまいました(笑)

写真はその時のものです。
私が困っている時に助けてもらった方ですので、結果的にはいい人でした。
でも1つ間違えれば、さらわれてどこかに連れて行かれてた!{(-_-)}
私も平和ボケした日本人の1人です(笑)

その時の詳細は、また後日にでも☆

つづく…。

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