Tenzin Youdon
Youdonは、デリー大学の一つであるShivaji collegeに通う1年生です。
動物学を専攻しています。小さな頃から動物が好きだったため、この学部に進学することを決めたそうです。
まだ一年生なので、基礎的な科目を履修しているそうですが、それでも簡単とは言えないようです。インド人の先生の授業はまだ慣れないと話していました。大学に入学する前までは、チベット人の先生に教わり、言語的にも分かりやすく、また先生もチベット人の性質に合わせた授業をしてくれていたそうです。ですが、インド人の先生はそうもいかないのだそうです。英語であっても母語ではないため、簡単ではないと言っていました。授業によっては、ヒンディー語だけで開講されるものもあり、そういった授業はさらに難しく、ついていくのが大変なのだそうです。
Youdonの両親は現在、ネパールのカトマンズにあるチベット難民居住地区であるボウダキャンプにいます。お父さんは、キャンプ近くでチベタンアンティーク雑貨のお店を経営しているそうです。お母さんは、小学校の先生をしています。12歳になる弟はシッキムの学校に通っているとのことでした。彼女の両親はネパールにいますが、彼女はインドで生まれ、ダラムサラのTCVで育ちました。
ですが、両親がネパールにいるので、インドとネパールを行き来してきたそうです。冬休みには、バスを使って陸路でネパールに帰るといっていました。久しぶりに家族が集まるのを楽しみにしているそうです。
同じ大学のチベット人の女の子たちと仲良く、いつも一緒にいるようでした。普段は彼女たちと一緒に勉強したり、ご飯を一緒に食べているようで、楽しいキャンパスライフを過ごしていることが伺えました。
今回会ったときは、Youdonは風邪をひいていたので、あまり長く話しをすることができませんでした。ですが、また機会をみて会えたらな!と思います。